東北５県

東北５県（２０１９、１０、１４～１７）

ずいぶんと長く更新をさぼってました、お久しぶりです！
ロシアに行って以来旅行にも海にも行くことなく・・・、まあそれでも毎日お出かけはしつつ、それなりにわりとやることのある日々を過ごしてました。

１０月になり台風被害が大変なニュースを見て申し訳ない気持ちを持ちつつ、１０月１４日から４日間「東北５県15景秋の東北ゴールデンルート4日間」って言うツアーで初の東北旅行に行って来ました。
東北に行ってみたいって何年も思っててやっと実現することができました。

東北と言えば40年近く前に仕事で何度か行った記憶はあるんですが、それも駅近くの街中のみの出張。
まったくの未知の県です。
バスに乗っていても観光地についても何県に居るのかさえも分かりません。
連れて行ってもらう観光ポイントの名前も知らないところが多かったです。
レンタカーも考えたんですが、観光ポイントへの道が細そうな気もして・・・。
そんな訳で、初の東北はツアーにしてみました。

先ず今回の出発は初めて行く伊丹空港からの出発で仙台までの往復です。
伊丹空港は初めてですが工事中で今一つどんなとこか分からなかったです。
なんせ行きも帰りも岡山からの高速バス利用で、空港での待ち時間もほとんど無かったんです。

ってことで旅行1日目、先ず行ったのが松島、ここは宮城県です。
日本三景って看板がありましたが、生憎の天気。
まったく良いところも分からずかなり残念でした。
松島の写真です。

水墨画みたいな松島の景色

松島のシンボルだと言う五大堂だそうです。

この日はここだけの観光で、この後宿泊先の蔵王温泉に向かいました。
蔵王温泉は今回の旅行ではいちばん標高が高いところだそうで、紅葉を期待したんですが、ほとんど紅葉してませんでした。

今回の東北旅行はもちろんメインの目的は紅葉。
岡山に住んてる私には東北の紅葉の時期とかは、ネットで調べるぐらいしか手がありません。
例年の見頃10月中旬ぐらいからって情報を見てこの時期にしたんですが、紅葉は残念ながらほとんど見ることが出来ませんでした。
今年は暖かいのかな？
岡山は10月とは思えない暖かさです。
昼とかまだ半袖でも良い日もあります。

東北の紅葉情報ですが、向こうにいある間に八幡平は紅葉してるとかニュースに出てるんですが、実際に行ってみると一部の木の紅葉が始まってるって感じ。
やはり紅葉のピークを見るには直前のインスタ情報とかじゃないと難しいなって今回感じました。

東北旅行２日目です。
朝宮城県を出て先ず向かったのは山形県の山寺、立石寺。
ここは有名なところらしいですが、私は名前も知りませんでした。
そしてどんなところかも・・・。

前日に聞いてはいたのですが、なんとここ山寺には約１０００段の階段があると言う。
え～～っ、春の金比羅山に次ぐ階段の大変さです。
しかも今回はツアーだから時間制限付き(笑）。
とりあえず上まで行ってみたかったので、あまり写真ポイントも探せずとりあえず上まで登って降りて来ました。

先ずはここから登りました。

上を見上げるとなんとも断崖絶壁。

こんな看板があり、ここは修行の道だそうです。
通行止めになってる道はもっと険しい道になってる様でした。
以前行った鳥取の三徳山投入堂を思い出しました。
あそこはその登り路が険しく、軽装の私は入口で入山は出来ませんとお断りされました(笑）。

山の上には立派な建物もあります。
階段しかありませんから、建てるのも大変だったでしょう。

次に行ったのはもう違う県、朝宮城を出発山形を通り、次は秋田県です。
観光したのは角館、武家屋敷が並ぶ風情あふれる街です。
でもそこの写真はなぜかこれ一枚でした。
ツアーだと忙しいからなかなかゆっくり写真を撮ってませんね。
この川の左側の木は桜だそうで、春には素敵な景色が見られることでしょう。

次に行ったのも秋田で抱返り渓谷と言うところです。
ここも紅葉素敵なところらしいけどまだこんな感じで残念。

さてこの後最後の観光ポイント、田沢湖に向かいますが、その途中で久しぶりのトラブル発生？(笑）
私はどうもトラブルに遭いやすいので？ああっ、最近はずっとトラブルなかったのになってすぐ様納得？
今回のトラブルは、観光バスが道中故障したんです。
こんな田舎で大丈夫？って思いましたが、さすがはＪ○Ｂ？
１時間以内で代替えのバスがやって来ました。
ちなみにバスはブレーキのどこかが故障。
乗ってたらいきなり変な警告音が鳴りだし、今まで聞いたことのないような音。
正に道の真ん中に停まり停車しました。
まあ高速道路上じゃなくて幸いでした。

そんなことで田沢湖に着いた時は真っ暗。
しょうがないのでそこは通り過ぎ、この日の宿泊地八幡平温泉に向かいます。
八幡平温泉は岩手県、この日は宮城から山形、秋田を通って岩手県に到着。
すごい大移動の日でした。
それでも国内旅行は海外ツアーに比べたら全然楽なスケジュールです。

旅行３日目、この日は十和田湖観光です。
先ずは高いところからの十和田湖の眺めです。

上の写真はこの地図の現在地、赤いところから撮りました。
十和田湖は大きいですね。

奥入瀬渓流です。
ここも紅葉してないですが、人は多かったですね。
木漏れ日から差し込む光のシャワーがきれいでした。

十和田湖半と乙女の象です。

さて、今日は東北旅行で食べた物について書きますね。
岡山在住の私には、その食べ物の名前は聞いたことがあっても、それがどこの名産？って知らず・・・、わんこ蕎麦を食べ損ねてしまいました(笑）。

まず秋田に来たら食べたいって思ってたのはきりたんぽ鍋。
これは東京に住んでた頃の友人が秋田の出身で、実家から送って来るきりたんぽと大量のなめこできりたんぽ鍋を作ってもらったことがあるんです。
これ、美味しかったなあ～！
きりたんぽ鍋はそれ以来食べる機会がありません。

今回食べれたのはホテルのバイキングにあったきりたんぽ鍋、記憶の物とは全く違う。
それと路面店で売ってるきりたんぽ焼きです。
まあそれでも食べれたので良しとします。

次には稲庭うどん。
これは食べたことはあったもののどこの県の名産か知りませんでした。
これも秋田県なんですね～。
これは秋田県ではなかったですが、この十和田湖のある青森県で食べました。
つるっとして美味しかったです。

最後に・・・麺類好きの私としてはわんこそばを食べたかったんですが・・・。
これが岩手県の名産って知らなくて残念。
旅行４日目に岩手で昼御飯を食べる機会があったのですが、そのことを知らずツアーで精進料理をたのんでしまいました。
そのメニューにあった蕎麦を食べて美味しかった、そこでわんこそばに気付いたんです。
その後の自由時間に美味しそうなわんこそばのお店を何軒か見つけ残念でした。
岡山や中国地方はうどんは美味しいけどお蕎麦はあまり美味しくないんです。

旅行３日目の午後です。
バスツアーには珍しい？道中のほんの一部を電車で移動できました。
これは私的にはすごく新鮮でした。
普段新幹線以外の電車って滅多に乗ることがない上、今回乗ったのは単線のローカル列車です。
ほんの２０分ぐらいでしたから、一番前のところに立って景色を見てました。
乗った電車はＪＲ花輪線、十和田南から湯瀬温泉まででした。

出発した十和田南駅と下の写真はその電車です。
ツアー客を除けばほとんど乗客はいない様でした。

写真はないのですが、この後湯瀬渓谷を観光。
その後はこの日の宿泊地、花巻温泉に向かいます。
国内旅行だと温泉宿泊が普通なのかな？
温泉、この日で３泊目です。
温泉だけで比べれば、今回のツアーでは蔵王温泉が硫黄泉でいちばん情緒があり良かったです。

またこの３日目の花巻温泉は設備がすごいです。
温泉宿が３つ並び、系列店なんでしょう。
３つの宿の温泉すべて入れます。
３つはそれぞれ違い、大理石風？（たぶん）檜風呂に岩風呂とバリエーションもありました。
私はそんなに温泉大好き人間ではないので、檜風呂だけに入浴しました。

旅行４日目、この日は先ず厳美渓に向かいました。
ここは岩手県です。
外国人の観光客が多かったですね。

ちょっとだけ紅葉してる木を見つけて撮影。

大きな岩に挟まれています。

ところでここには川を挟んでお店からこの籠に乗ってやって来るおダンゴが河原で食べられます。
一人では量も多く食べられなくて残念。
お金をかごに入れてお店に返すとおダンゴとお茶が届くみたいです。
大人気で人が並んでました。

東北旅行最後の観光スポット、平泉・中尊寺です。
ここで有名なのは金色堂でしたが写真撮影は禁止と言うことで撮ってません。
境内は大きな木に囲まれた散歩に気持ち良い場所です。

小高い山の上から下が見渡せた場所、十二支の干支の神様がありました。

こんな情緒ある茅葺の屋根のお家で飲食できるお店もありました。
普段はのんびりな私の旅行ですが、ツアーではなかなか忙しく、ゆっくりお茶飲む時間はなくて残念。
お茶を飲む場合は観光の時間を削らないと時間が足りないですね。

この後仙台空港に向かい、伊丹空港に向かいます。
２時間近くの待ち時間があったので空港の屋上に登ってみたら、ここでも飛行機の写真を撮ってる方たちが・・・。
西側には夕焼けと蔵王連峰が見えてきれいなトワイライトタイムでした。
以上で今回の東北旅行記は終わりです。

東北のことはこんなに知らないんだと改めて感じ、また機会あれば行ってみたいと思いましたが、東北は岡山からはほんとに遠いなとも思いました。
先ず直行便がなく、伊丹からの出発か一度東京に出るかって感じです。
距離は遠くても北海道の方が行きやすいって感じです。
今度は北海道から南にレンタカーで降りて来る旅も良いかな？
今回も長い旅行記を読んでもらってありがとうございました。

次のページへ